ももいちご
徳島県佐那河内村（さなごうちむら）で栽培されている「ももいちご」。
甘くて形が良く、大粒でみずみずしいのが特徴で、
高島屋など百貨店の店頭価格は一箱一万円以上の値がするものもあります。
一粒計算で、何と一粒1,000円！
少し小さめのものでも一粒２００円はします。
私たちが知っているいちごの数倍の値段です。
しかし、味や香りなども数倍の価値はあります。
平成５年に開催された佐那河内村産業文化祭で名称を広く公募した結果、
「桃のように丸くて大きくて甘くてジューシーで香りがある」ことから
ももいちごと命名されました。
数が少ないのでなかなか手に入らない珍しいいちごです。
ももいちごの産地
「ももいちご」は徳島県佐那河内村で栽培されているブランドです。
ここ佐那河内村は徳島市の約１０ｋｍ東に位置し、
山間部にあるため、日照時間が短く加えて昼夜の
温度差が大きい地域です。
そのため、普通のいちごより果肉が良く締まり、
またゆっくりと育てることにより糖度が上がり
この「ももいちご」が出来上がります。
現在３０軒以上の農家で栽培され、年間の生産量は約２００トン。
１２月から翌年の３月までの短い期間に限定出荷されています。
それ以降に出荷されたものは「ももいちご」のブランドが使えないことに
なっています。
それだけ、商品管理は厳密に行われているということです。
少しキズがあるだけでも出荷できないようです。
ももいちご大福
徳島に行くと、「ももいちご大福」というものがあります。
その名の通り、いちご大福のいちごが「ももいちご」なのです。
ある商店では、一個６３０円で売られています。
結構な値段ですが、限定数（１５０個）はあっという間に
売れてしまうそうです。
多少小さめのももいちごを使っているようですが、
それでも普通のいちごよりは大きいので、食べ応えがあります。
「ももいちご」や「ももいちご大福」はインターネットショッピングでも
買えますので、興味のある方は是非お試しください。
お値段も様々ですので、確認されてからご購入ください。
