学生ローンとは
学生ローンとは、融資対象を学生に限定した金融商品です。
親や学校に連絡が行くこともなく(返済が滞った場合は連絡されます。)、
また保証人が必要ない場合が多いのが学生ローンです。
これまでは、キャッシング会社から融資を受けるためには、社会人として働いており、
毎月の給料が支払われ、そして毎月キチンと返済できるかどうかを条件に含んでいる
会社がほとんどでした。
しかし学生ローンが誕生して以来、学生でも簡単にキャッシングが
利用できますので、今では学生たちにとっては心強いと思います。
では、どのような点に注意して学生ローンを選んだらよいのでしょうか。
まずは金融会社の信頼度を調査しましょう。
これを失敗すると騙されたりしかねないので、なるべく多くの人が利用している
信頼性のある学生ローンを選びましょう。
次に金利面ですが、おおよそ年率18%前後の学生ローンを
探すと良いと思います。
なぜかというと、一般的な銀行系のキャッシング融資率が年率18%前後だからです。
会社によっては年率12〜29%くらいとさまざまありますので、チェックが必要です。
会社の信頼性と金利、この2つを意識して利用するのがベストです。
学生ローンでお金を借りた場合、今度は返済が待っています。
返済するためにはアルバイトなどをすると思いますが、期間中勉強とアルバイトを
併用して返済できるかどうか、お金を借りる前によく検討することをお勧めします。
学生の本業は勉学ですから、勉学に支障があっては元も子もありません。
楽しいキャンパスライフを過ごすためにも、返済計画をしっかり立ててから
学生ローンを利用しましょう。
学生ローンの注意点
学生ローンを借りるときの注意点はどんなものがあるのでしょうか。
最近このような事件が多発しています。
インターネットの掲示板等で、アルバイトと称して学生ローンで
お金を借りさせ、何万円か貰える「アルバイト」が増えています。
借りてきたお金は全額渡してしまい、その一部を「アルバイト料」として貰うのです。
今後の学生ローンの支払いは、そのアルバイトの雇い主が
支払ってくれるという話です。
しかし、お金を渡した後は、当然ですが一切連絡が取れなくなってしまいます。
その結果、全額自分で返済しなければならなくなってしまいます。
一種の詐欺です。
この他にも、美顔器やエステ等のマルチ商法のために学生ローンを
利用したり、架空ビジネス(数ヵ月後に投資の何倍にもなりますなど)によって
騙されたりする場合もあります。
また違法貸付金融業者(闇金)にも注意しましょう。
通常では考えられないほどの高金利の利息を請求してくることがあります。
貸金業無登録や会社の電話が携帯電話、金利が29.2%より高い場合は
100%闇金です。
少しでも怪しいと感じたら決して借りてはいけません。
お金はどうしても必要な時に、自分の為に借りるものです。
絶対に他人のためにお金を借りたり、巧い話に騙されたりしてしまうことの
ないようにしたいものです。