トカラ列島

トカラ列島は、鹿児島県の屋久島と奄美大島の間に点在する島々です。

すべての島は十島村となっています。

険しい断崖が陸上だけでなく海中にまで続き、

手付かずのすばらしい自然が残っています。

陸上には島独特な植物や動物がいます。

また海中では、イソマグロなどの大型回遊魚が群れたり、

美しいサンゴ礁を楽しむことができます。

トカラ列島は１２の島から構成されています。

口之島

中之島

臥蛇島（無人島）

小臥蛇島（無人島）

平島

諏訪之瀬島

悪石島

小島（無人島）

小宝島

宝島

上ノ根島（無人島）

横当島（無人島）

交通手段はフェリーだけです。

３日に１便程度運行されています。

大型回遊魚が群れることは前にも書きましたが、

梅雨の時期はもっとすごいのを見ることができます。

トビウオの大群が島の近くへ回遊してくるのです。

そのトビウオを狙って、大型回遊魚が突進してきます。

日本にもこんなところがあったのか、と驚くと思います。

自然の偉大さを体感できる場所の一つです。

また、２００９年７月２２日に、皆既日食が観測できます。

実際に観測できる範囲は、屋久島から奄美大島北部となっています。

特に悪石島は、島のすぐ北側の海上を皆既帯の中心線が通っていることから、

世界各地から観測者が訪れることが予想されています。

日本国内ではココだけしか見ることができないので、是非見たいという方は

旅行会社などに問い合わせてみてはいかがでしょうか。